自律神経整体

自律神経ってどんな神経?

 

心臓は、私たちの意志に関わりなく動いています。「動け、動け!」と言って動かしているわけではありませんね。

 

汗もそうです。気温が高くなると自然に汗が出て、体温を調節します。また、食べ物を食べると胃や腸が動き出す消化も、無意識のうちに行なわれます。これらはみな、自律神経の働きによるものです。

 

自律神経失調症って?

自律神経失調症とは、不規則な生活習慣やストレスなどにより、自律神経のバランスが乱れるために起こる、様々な身体の不調のこと。はっきりした内臓や器官の病変によるものではないため、症状の現れ方もとても不安定です。

不定愁訴って?

不定愁訴は、検査しても分からない、有効な治療が分からないということで、医療の支援が受けられないことが根本的につらいことです

また症状が多様ではっきりしないので、伝えにくく、周囲に理解されず、「たいしたことではない。 その程度なら誰にでもある」というように相手にされなかったり、非難されたりして、支援が得られません。

 

まずは呼吸を整える

自律神経は、間脳の視床下部というところにあり、交感神経と副交感神経という二つの神経からなっています。
 
交感神経は、活動する神経といわれ、身体の働きを活発にします。
 
副交感神経は休む神経といわれ、身体を休めます。
 
 
交感神経と副交感神経の働きがバランスを保って、自律神経として体内の環境を整えているのです。
 
 
不規則な生活習慣や過度のストレスなどにより、このバランスが乱れてしまうと、身体や心に様々な不調・症状が現れます。この状態を自律神経失調症といいます。